調理時間 :約30分(生地休め時間除く)
サーブ数 :1~2人分
今回はオートミールで作る『乳/卵不使用 グルテンフリーのもっちもち食感ニョッキ』に挑戦しました。今回は乳/卵不使用のためヴィーガンの方でも食べれるレシピです。
グルテンフリー生活を始めるにあたり一番の難題だったのはパンと麺。麺に関しては昨年末から研究、試作を続けていましたが最近になってようやく納得のできるクオリティに達しました。
通常の麺作りと異なる手法を取り入れており、多少ユニークな部分(他と異なるという意味で)もありますがポイントを押さえればそこまで難しくはないためぜひ試してみてください!
材料
【オートミール ニョッキ】
- オートミール 60g
- 米粉 20g
- 塩 一つまみ(1~2g程度)
- 片栗粉 20g
- 水 100cc
作り方
- 粉の下準備




まずは粉の準備をします。
ミニミキサーにオートミール 60g、塩一つまみ、米粉 20gを入れオートミールを粉砕しつつ粉を混ぜます。
- 片栗粉糊化の準備


火をつける前のフライパンに片栗粉 20g、水 100ccを用意します。
- 片栗粉糊を作る




ガスの火(必ず弱火にする)をつけ、➋の材料を耐熱のゴムヘラで混ぜていきます。
しばらく混ぜている(1~2分)と片栗粉の一部が固まってくるためヘラを持つ手は休めず、ある程度固まった時点でフライパンを火から離します。
4枚目の写真のような糊状になると良い出来上がりとなります。※動画のほうが判りやすいので、必要であれば動画参考にください。
このレシピで一番大事な部分となります。火は必ず弱火。 糊が堅くなる前にフライパンを火から離すとやり直しがきくのと、また余熱で糊化も進行するので気持ち早めに作業を切り上げるのが良いと思います。
糊に熱が入りすぎるとスライムみたいに堅くなり、熱が不足していると白濁します。
そうなると失敗なので再度糊作りをやる必要があります。
画像のような透明色が一番適した状態となります。
- 糊とオートミル粉(他)を合わせる





❸で作った糊と❶で準備した粉を合わせていきます。
粉と糊をこねていくのですが、普通にこねるというよりは糊を伸ばしつつベタベタした部分に粉をまぶし入れていく感じにこねていきます。
うまくいくと粉が混ざり表面がつややかな生地となります。
生地はサランラップに包んで常温で20分程休めます。(最低10分以上)
- 生地を成型する




まな板に打ち粉(片栗粉)を準備し、サランラップ内で休めていた生地をとりだします。
直径1cm程のひも状の生地を作るため、生地の塊を適量に分けつつ両手でコロコロと転がし生地を伸ばしていきます。
今回は100gの粉で4本の円柱を作りました。
- ニョッキ形を作る





❺でできた円柱型生地を1cm程の長さにカットします。スケッパーを使うとやり易いと思います。
フォークにオリーブオイル少量をつけカットした断面にフォーク形をつけていきます。その際にニョッキの裏側に指の腹でくぼみも作っておきます。
- ニョッキを煮る




完成したニョッキを調理します。
鍋に水を入れ塩(適量)を入れて沸騰させます。
その後ニョッキを鍋に入れると初めは沈みますが、すぐに浮いてくるのですべて浮いた時点でザルにあげます。
時間は1~2分程度。
- 味付けは自由、濃いソースと絡めるのがおすすめ



調理したニョッキはこのままソースをかけて食べれますが、今回はトマトソースを絡めることにしました。
オリーブオイル、にんにく、トマト缶、塩で作ったシンプルなトマトソースを絡め完成です。
使用の材料と道具
・オートミールは市販のクラッシュタイプを使用
・米粉は国産の市販品(波里の米粉 1番菓子・料理用)
今回はオートミールで作る『乳/卵不使用 グルテンフリーのもっちもち食感ニョッキ』に挑戦しました。
ニョッキはじゃがいもや芋系を使うクリーム系のパスタというイメージですが、意外とトマトソースとの相性は良く、更に言えば少しくせのあるオートミールとの相性は非常に良かったように思います。
おそらく今後我が家のレギュラー入りするレシピかと思います。
グルテンフリー生活で最大の難関となったパンと麺。
今回は当ブログで初の麺領域となるニョッキに挑戦し満足のいく結果を得られました。ここに到達するまでに早2カ月。毎週のように失敗した麺(うどん)を食べてくれた家族にも感謝です。
(_´Д`)ノ~~オツカレー
皆様もぜひ試してみてください。
応援宜しくお願いします!