調理時間 :約25分~30分
サーブ数 :1名(等倍にすれば複数名)
今回は材料たったの3つで作る『グルテンフリーな麺がちぎれない米粉うどん』です。米粉うどんの麺がちぎれる方には必見(多分)!
色々な米粉うどんのレシピを試し、麺切れをすること数ヶ月。当初はショートパスタのような失敗したうどんを毎週食べつつ試作に試作を重ねようやくここまでたどり着きました。
材料は3つと超シンプルながら色、食感、麺の長さと小麦に負けないクオリティの米粉うどん。
皆様もぜひ試してみてください。
材料
【ちぎれない米粉うどん生地】
- 米粉 65g
- タピオカ粉 35g(※)
- 塩 小さじ1/2
- 水 90cc
※タピオカ粉は片栗粉でも代用可能です。 片栗粉よりタピオカ粉の方が澱粉の老化現象に対してより耐性があるとの研究もあり麺作りに関してはタピオカ粉使用をしています。
【トッピング(分量外)】
- つゆ
- レモン
- 生姜
- ねぎ
作り方
- 米粉うどん粉類の準備


米粉 65g、タピオカ粉 35g(※)、水 90ccを準備しておきます。
米粉に塩を小さじ1/2程度入れ混ぜておきます。
※タピオカ粉は片栗粉でも代用可能です。しかし 片栗粉よりタピオカ粉の方が澱粉の老化現象に対してより耐性があるとの研究もあり麺作りに関しては当方タピオカ粉を使用しています。
- タピオカ粉の澱粉化






タピオカ粉を澱粉状にします。本レシピで一番重要かつ出来が左右される箇所です。
タピオカ粉35gをフライパンに入れ水90ccを加えます。
タピオカ粉を水に溶かし中火にします。
フライパン上に膜がついてきたら弱火→その後すぐに火を止めボウルに移してヘラで混ぜます。
上手くいくと澱粉糊のような状態になるので指でつまんで確かめてみると良いと思います。
※動画もUPしているので判りづらい時は動画も参考にしてみてください。
- 澱粉に米粉を加えてこねる





➋のボウルに米粉を加えこねていきます。
澱粉の塊を伸ばして粉を織り交ぜていくような感じでこねていくと、米粉がなくなる頃にはうどん生地表面も滑らかになっているはず。
たまに生地をボウルめがけて投げるのも良い手法です。
完成した生地が写真の通りかなり伸び、これが良いうどんの食感になるようです。
できた生地をラップで10分程度休ませます。
- 米粉うどんの生地を伸ばす





小麦粉の生地に比べ若干弾力がありますが、まな板と生地がずれないよう麺棒を使いうまく伸ばしていきます。
可能な限り四角にするとカットの際、無駄が出にくい(短い麺がでない)です。
長い麺を二つ折りにし、包丁で5mm程度にカットしていきます。
- 米粉うどんを茹でる



沸騰したお湯にうどんを入れ茹でます。
1分~2分程で麺が浮かんでくるので鍋を火からおろします。
- うどんの冷やし作業



うどんの冷やしです。
通常はザルにあげて冷やす…ですが、米粉うどんの場合急な温度変化に弱く少しづつ冷ますのがポイントとなります。
鍋に水を入れ全体の温度を下げつつ、最後は水で締めザルにあげます。
これでちぎれない米粉うどんの完成!
- 米粉うどんの盛り付け




1本も麺がちぎれない米粉うどんができました。
盛り付けは人差し指にうどんの中央をのせ、もう一方の手で裾を捻じって盛り付けます。
私の盛り付けも最上級に美しいとは言えませんが、そこそこ上手くいきました…。
お好みでレモン、生姜、ネギをトッピングしつゆをかけると讃岐風に美味しく食べれます。
使用の材料と道具
・タピオカ粉はGABANのものを使用(カルディで販売しており、イオン等スーパーでもたまにあります)
・米粉は国産の市販品(波里の米粉 1番菓子・料理用)
今回は材料たったの3つで作る『グルテンフリーな麺がちぎれない米粉うどん』でした。
昨年の12月から米粉うどんを作ってきて、米粉や澱粉に関する論文、書籍等もかなり読み漁りました。はじめは2cm程度の麺がここまでの長さ、品質に育ち何か子育てに通じる部分もありとても感動を覚えたレシピとなりました。
我が子はここまで素直ではありませんが、うどんの如くまっすぐ育ててあげたいと思います(余談)
皆様もぜひ試してみてください。
応援宜しくお願いします!