調理時間 :約20分~30分
サーブ数 :直径17cmサイズトルティーヤ2枚
今回は乳/卵/発酵なしのオートミールトルティーヤをフライパンで作り野菜たっぷりのラップサンドに仕立てました。
以前作ったオートミールブリトーと異なり卵不使用で生地をこねて作る方法を採用。そのため生地は市販の小麦粉のトルティーヤにかなり近くソフトでしっとりな感じに仕上がっています
また時間がかなり経っても生地の質が変わらずラップサンドにして冷蔵庫に保存したり、ピクニックのランチにもできるという優れたレシピとなっています。
この作り方はおそらく誰もやっておらず(私自身見た事がない)、良い意味でかなりユニークな方法ですが、材料はシンプルなので皆様もぜひ試してみてください!
材料
【オートミールトルティーヤ生地】
- オートミール 40g
- 片栗粉 10g
- 水 55g
- ベーキングパウダー 1g
- 塩 1g
- オリーブオイル 1~2g
【ラップサンド具材】
・鳥むねささみ 1枚程度
・トマト 3スライス
・きゅうり 1/2本
・ブロッコリースプラウト 適量
・マヨネーズ 適量
・胡椒 少々
作り方
- オートミールの下準備




オートミールの下準備をします。
オートミール 40gに塩 1gとベーキングパウダー1gを加えミニミキサーで粉砕していきます。
- 片栗粉ゲルを作る





片栗粉で澱粉糊のようなもの(ここではゲルと呼びます)を作ります。
片栗粉10gをフライパンに入れ、水55gを加えます。
火をつける前に耐熱ヘラで片栗粉を水に溶かし中火にかけていきます。
片栗粉が少し固まってきた時点ですぐに弱火→その後急速に固まるためすぐに火を止め余熱を使いゲルが均一になるよう混ぜます。
その後ボウルに移し再度混ぜておきます。
うまくいけば写真のようになります。
※動画も用意しているので判りにくければ参考にしてください。
- オートミールトルティーヤの生地作り





➋で作ったゲルにミキサーで粉砕したオートミールを入れ、オリーブオイル1~2gをオートミールの粉側へかけます。
初めはゲルにオートミールの粉とまぶすように捏ね、生地がまとまってきたら生地を投げたりして均一にしていきます。
生地がまとまった頃には写真の通りビヨーンと伸びる生地になっているはず。
- オートミールトルティーヤの生地の成形




まな板に打ち粉(片栗粉)を用意し、生地はスケッパー等で2等分にします。
生地は可能な限り丸形に伸ばしていきます。
1枚目は今一つの形でしたが、2枚目は片手で生地を抑えつつもう一方の手で麺棒を使い生地を伸ばすと良い形になりました。
- オートミールトルティーヤ生地を焼く




フライパンを十分に温め生地をフライパン上に置きます。
しばらくすると(1分程度)表面がフツフツしてくるので一旦返します。
返したと同時に生地が膨らみ、1分程度焼いて再度表面を焼いて終了です。
生地は膨らみもあり若干の焼き縮みがありますが焼き上がりは直径17cm程度とラップサンドには良いサイズとなりました。
焼きあがった生地は皿にとり上からタオルをかけておきます。
- トルティーヤ生地でラップサンド作り




今回はラップサンドの中身としてブロッコリースプラウト、トマト、鳥むねのささみ、きゅうりを使いました。
生地は柔軟性があり多少伸びるため具沢山にすると見栄えも良く形の良いラップサンドになるかと思います。
- オートミールラップサンドの完成


オートミールラップサンドを半分にカットして完成です。
ワックスペーパー等で持ち手を作るとより映えそうです。
今回の生地は冷蔵庫で保管しても堅くならず食べれるため朝作ってランチに食べるという事でも良いかもしれません。
使用の材料と道具
・オートミールはカナダ産でスーパーで普通に売っているものを使用
今回はオートミールトルティーヤで作る『乳/卵不使用 グルテンフリーのオートミールラップサンド』に挑戦しました。
今回は米粉麺づくりの仮定で思いついた『澱粉をゲル化するアプローチ』を使ったかなりユニークな方法を採用しました。
それによりオートミールだけでは成しえなかった柔軟性と非常にソフトな食感を味わえる、市販のトルティーヤにも劣らない生地になりました。
しかし技術的には簡単で材料もいたってシンプル!
機会があればぜひ試してください。
応援宜しくお願いします!
